春バラの楽しみ方について
いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。
今年も5月6日~6月4日の期間、春のバラフェアを開催します!!
バラフェアまでの約1か月間、ローズガーデンの様子やイベント情報など全部で5回に分けてお知らせしていきますのでお楽しみに!!
4月7日に投稿した第1回目のブログはこちらから
それでは、本日第2回目の内容はこちらです。
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春バラの楽しみ方について
・現在の開花状況
・春バラと秋バラの違いとは?(春ならではの魅力についてご紹介!)
・秋のバラフェアから春のバラフェアまでの冬季作業について
・新しく植栽した品種、春にしか咲かない品種
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【現在の開花状況】
現在、花芽として上がった芽に小さな蕾が付き、バラフェアでの開花に向けその蕾が日に日に大きくなっています。
【春バラと秋バラの違いとは?】
当園では、春(5月初旬~6月初旬)と秋(10月中旬~11月中旬)の年に2回「バラフェア」を開催しています。秋バラの特徴は、1つ1つの花の色が春バラに比べて濃く鮮やかであること。春バラに比べ花数は少ないですが、逆に花の色が褪せにくく、ぎゅっと鮮やかに濃縮されます。
一方、春のバラフェアの特徴は圧倒的な花数です。特に春の一番花は華やかで大きく、きれいな形の花をつけます。気温の上昇にともなって一斉に咲き始めるため、当ローズガーデンではまさに、バラ一色となります。
【秋のバラフェアから春のバラフェアまでの冬季作業について】
12月から3月までの期間、どのようにバラを管理していたかを時系列で簡単にご紹介します!
[12月]
冬の植替え、植付け作業を実施。
冬になり気温が下がるとバラは休眠期に入ります。
その為、バラに負担の掛かる植替えや植付けの作業をバラが休んでいるこの時期に行います。
[1月]
クライミングローズの誘引剪定を実施。
バラのトンネルやドームなど大きな構造物で存在感のあるクライミングローズは、この誘引作業によって構造物に綺麗に絡まります。朝顔のように蔦になり植物自身で絡まりながら成長する植物とは異なり、バラは人工的に誘引し絡めることではじめて規則的に開花します。
[2月]
ブッシュローズの整枝剪定作業を実施。
木立のバラを品種ごとにあわせて中剪定、強剪定を行います。秋には緑でおおわれていたバラも、一気に葉がなくなり背も低くなることから容姿の変貌に驚かれる方も多いです。
[3月]
開花前の準備。
春になり気温が上昇しバラも新芽を吹き始めます。新しい芽の動きを観察し、選別しながら芽掻きや切り戻し作業を行います。また、たくさんのエネルギーを使うため、肥料でのサポートや害虫や病気からの防除も同時に行います。
【新しく植栽した品種、春にしか咲かない品種】
植栽
[ノックアウト]
バラ園看板下に、殿堂入りした銘花「ノックアウト」を列植し、バラ園入口で一番に皆様をお出迎えしてます。また、その周辺にはノックアウトから枝替わりしたノックアウトシリーズのバラも植栽しており、約120株のノックアウトシリーズを一同に楽しむことができます。
ノックアウト
品種
[令の風、ぽぽぽちーく、クードゥクール(2020年作出の品種)]
毎年多くのバラの品種が作出されています。これまでにない新しいバラの魅力を携え登場する新品種を当ローズガーデンでもピックアップし植栽しています。2020年に作出されたばかりのこれら3品種も2年間の維持管理を経てこの春、花壇に植栽しました。是非探してみてください。
春にしか咲かない一季咲きの品種春バラの楽しみ方について
[原種のバラ]
多くのモダンローズ(四季咲き)品種がある現代のバラは、原種から進化し現在に至ります。当ローズガーデンでも幾つかの原種を植栽しています。原種のバラの開花はモダンローズよりやや早く4月の中頃から開花するものが多くあります。この機会に原種のバラを通し、バラの起源を辿りバラの歴史や奥深さを知って頂ければと思います。
ロサ エグランテリア
いかがでしたか?
次回は4月21日(金)の更新を予定しております。
ぜひ次週もご覧くださいね!